何から勉強をしたらいいか迷ってませんか?
教科書を買って、その厚みに絶望していませんか?
ケアマネ試験は範囲が広く、膨大です。
しかし、最初に勉強するべきものは決まっています。
「保険の基礎」と「介護保険の全体像」の2つです。
この2つだけで、合格がグッと近づきます。
この記事では「介護保険の全体像」を解説します。
すべてを最初から覚える必要はありません。
「勉強しているのはココの話だな」と意識するだけで大丈夫。
ケアマネ試験合格へのスタートダッシュを切りましょう!
この記事はあなたの悩みを解決します
- 何から勉強すればいいかわからない!
- 介護保険制度って、そもそもナニ?
- 勉強している知識がバラバラで混乱する!
今回の講義の結論はこちら!
- 介護保険は保険給付と地域支援の2つの事業
- 保険給付事業は介護が必要な人を助ける事業
- 地域支援事業は介護が必要にならないようにする事業
ちょっとずつ覚えていこう!
介護保険制度の全体像を学ぼう
社会保障制度の全体像から、介護保険の詳細へ話を勧めます。
介護保険制度は社会保障制度の1つ
介護保険は、社会保険制度の中の1つです。
介護保険は、国の保険制度のなかで最後にできました
歴史はまだ浅く、2000年に制定されました。
試験で問われるのは、以下のポイントです。
- 介護保険とその他の法律の優先
- 生活保護法の一部
- 介護保険の財政(社会保険方式)
そこまで詳しく問われません。
頭の片隅にこんな図があったことだけ覚えておいてください。
介護保険は保険給付と地域支援の2つ
次に介護保険制度について掘り下げます。
介護保険制度は主に2つに別れます
- 保険給付事業
- 地域支援事業
最初にできたのは保険給付事業です。
介護が必要な人に、サービスやお金を提供する事業です。
しかし運営し始めると問題が出てきました。
給付ばっかりしてたら、めっちゃお金かかる!
そこで『介護状態にならないようにする』事業ができました。
これが地域支援事業です。
保険給付事業は主に3つの給付
保険給付事業の3つの柱を紹介します
- 介護給付
- 予防給付
- 市町村特別給付
詳細は別の記事で解説します。
具体的な介護事業者・看護事業者は、この介護給付や予防給付の中にあります。
介護給付の中には3つのサービスと1つのケアマネジメント作成事業(介護支援事業)があります
- 居宅サービス:13種
- 施設サービス:4種
- 地域密着型サービス:9種
これらのサービスも自由に選択できるわけではありません。
効率よく、その人に必要なサービスだけ提供するためにケアマネジメントが必要です。
ケアマネジメントは介護費の抑制と、効率のいいサービスの提供のため行われます。
ケアマネジメントを行う事業を「居宅介護支援」または「介護予防支援」と言います。
この2つは要介護認定か要支援認定かによって担当が変わります。
地域支援事業は3つの柱
先に地域支援事業の3つの柱について紹介します
- 介護予防日常生活支援総合事業
- 包括的支援事業
- 任意事業
内容はまた別の記事で解説します。
試験では、各事業の詳細まで暗記必須です。
どうせ忘れるので、最初は図解を眺めながら問題を解きましょう。
どこについて勉強しているのかを意識しよう!
ケアマネ試験は範囲が広く、分厚いテキストに圧倒されます。
でも、ケアマネ試験の知識はすべて繋がっています。
この記事はケアマネ試験勉強の最初の地図の1枚になるはずです。
自分がいまどこを勉強しているかを意識しましょう。
そうすれば、理解は格段に早まるはずです!
まなと